ASSOトールプログラミング講座とは
ASSOトールプログラミング講座では、新しくプログラミング教室を開講しようと考えているパソコン教室様のプログラミング講座を、しっかりとフォローするサポート体制が整っています。
2020年度から、すべての小学校においてプログラミング教育の導入が必修化されます。では「なぜプログラミング教育が必修化されるのか」についてですが、それは、「IT力」の必要性が高まるためです。「IT」とは、情報を取得、加工、保存、伝送するための科学技術のことです。特に、電気、電子、磁気、電磁波などの物理現象や法則を応用したコンピュータなどの機械や器具、および、その内部で動作するコンピュータプログラム(ソフトウェア)を用いて情報を扱う技術のことを言います。今日、コンピュータは人々の生活の様々な場面で多く活用されています。冷蔵庫や洗濯機といった家電、自動車、新幹線などをはじめ身近なものの多くにもコンピュータが内蔵され、人々の生活を便利で豊かなものにしています。誰にとっても、仕事をしていく中、学校での学習の場面、生涯学習、家庭での日常生活、趣味や余暇の時間など、あらゆる場面において、コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報とを適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠な社会が到来しつつあります。コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることがとても重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作します。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えることが「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくなり、より主体的に活用することにつながります。この「プログラミング」に必要な要素が「IT力」になります。
ヨーロッパでは、「IT力」が、若者が労働市場に入るために必要不可欠な要素であると認識されています。現に、90% の職業が、少なくとも基礎的な 「ITスキル」を必要としていると言われています。そこで、多くの国や地域が学校教育のカリキュラムの一環としてプログラミングを導入しています。一方で日本では、2020年までに37万人ものIT人材が不足すると言われています。今後、国際社会において「IT力」をめぐる競争が激化することが予測され、子どもの頃から「IT 力」を育成して裾野を広げておかなければ勝ち抜くことはできません。こうしたことから、今回の学習指導要領改訂において、小学校・中学校・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020年度から小学校におけるプログラミング教育の必修化は実現されることになりました。
また、プログラミング教育は子どもたちの可能性を広げることにもつながります。プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子どもも現れています。子どもが秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できます。
小学校におけるプログラミング教育のねらいとしては、① 「プログラミング的思考」を育むこと、② プログラムの動きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなど に気付き、コンピュータ等を活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度 を育むこと、③ 各教科等での学びをより確実なものとすることだとされています。プログラミング教育においては、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得することは考えられますが、それ自体をねらいとしていません。
そういったことを押さえた上で、ASSOトールプログラミング講座の教材は作られています。ASSOトールプログラミング講座では、文字入力など基本的な操作を習得しながら楽しくプログラミングを学ぶ中でプログラムの技術だけではなく、仕事や生活など様々な場面で将来に差がつく人間力を育てていきます。そして、子どもたちが課題にぶつかった時はヒントから答えを見つけ出す「気づきのレッスン」を目指しています。また、ASSOトールプログラミング講座の教材を使用していただくことで、コンピュータやプログラミングの基本的な知識や技能、問題に気付きそれを順序立てて考えて解決する力、指示待ちではなく自分で考えて行動する力、やってみよう!と何事にもチャレンジする力、様々な学習の基盤となる考え方といったが子どもたちの未来に役立つ力がプログラミングをする中で自然と身についていきます。
ASSOトールプログラミング講座のプログラミング教材の魅力は、子どものための教材だけでなく、講師の先生用の教材の充実しているところです。子どもたちは、教材を活用しながら自主的・主体的にプログラミングを進めていきます。しかし、進めていくと必ずどこかでつまずく場面が出てくることでしょう。まずは、子どもたちが自分で考え解決しようとしますが、そのためには講師の先生からの促しが大切になってきます。そこで、プログラミング講座で講師をしているスタッフが、子どもたちがどういったところでつまずきやすく、どのような促し方が良いかなど、子どもたちの反応を見た上で、その意見を反映し教材を作成しています。